【ピッタ(pitta)編】アーユルヴェーダのドーシャ解説~燃やし変換するエネルギー~

本日は火のピッタドーシャ!

火×水から成り立つピッタ。
燃やす力、代謝・変換のエネルギー。

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それでは今日も、イメージから始めていきます♪

Pitta(火) : 火×水のエネルギー

火のイメージ。。

燃えていて熱く、情熱的な感じ。
あたたかく、強く鋭く、パワーがある。
上に横にも広がっていく炎は、
なんだか広がりがあって、先進的。

そう、火は一番、想像がしやすいかもしれませんね!

火はそのままのイメージが、ピッタさん。

情熱的で、燃える火のようにアツい心がある。
頑張り屋で努力家、そして負けず嫌い。

またピッタには水の性質も含まれます。
火の性質を安定させ、調整するのが水の力でもあるため、
知的でバランス感覚がよく物事のやりくり上手、
持ち前のパワーを使って、自分の道を切り開いていくのがピッタさん♪

また、木を燃やせば灰になるように、
火はあるものからあるものへと、変換するエネルギーでもあります。

食べたものを栄養素や老廃物に変換し、新陳代謝を司るのもピッタのお仕事。

食べたものは風の力によって運ばれ、それを燃やす火があるというような感じです。

◎ピッタの質(グナ)

・熱 / 鋭 / 軽 / 液 / 油

◎ピッタの体質/性質

【ピッタの身体的特徴】

  1. 中肉中背でバランスがいい
  2. 筋肉がつきやすく柔軟
  3. 肌はやや油性で滑らか
  4. 手足が温かい
  5. 基本的に暑がりでよく汗をかく
  6. 運動神経が抜群
  7. 体力はほどよくある
  8. 学校でトップの成績を取る人も多い
  9. 食欲は旺盛で、消化力も高い
  10. 長い間の空腹が絶えられない
  11. シミやほくろができやすい、または多い など

【ピッタの心理的特徴】

  1. チャレンジ精神旺盛で勇気がある
  2. 意志が強く、目標達成するまで諦めない
  3. つい頑張りすぎてしまいがち
  4. とても計画的で、目的を持って行動できる
  5. 知性的なリーダータイプ
  6. 正義感が強く、努力家
  7. 理論的に話し、会話がうまい
  8. 何かに対して強いこだわりがある
  9. ルックスや自分の地位に対する意識が高い
  10. 神経質で、自分も他人にも失敗が許せない など

“燃えている”ことが一番の特徴であるピッタさん。

頑張り屋で努力家、目標に向かって進んでいきます。
火のようにパワーがあり、大胆かつ勇気がある。
鋭い知性があり理論的に話すため、少しキツイ印象を与えることも。

燃え上がり、巻き込んでいく火のように、
先頭きって指揮をとるリーダータイプ♪

思い出すとクラスに一人は、こんなタイプいましたよね(*^^*)
学校の先生の友達にもきくと、
クラス編成もさまざまなタイプを分けてクラス分けするそうで、
このクラスひとつにしても、バランスがあります。
やっぱりバランスが大事なんだなぁと感じます。

ピッタさんは、会社をまとめる経営者や起業家、国を動かす政治家などに多く、
目標持って突き進む、スポーツ選手にも多いです。

頭がキレて集中力が高く、何でもこなす。
いわゆるデキる人が多いが、頑張りすぎてしまったり、
回りのできなささに怒れたり、イライラすることもしばしば。
頑張りすぎて火をさらに強くし、怪我や病気をする。
そんな自分が許せずまた自分を追い込む。

燃えていることはいいことなのですが、
火は強くても焦げてしまうし、強いが故に攻撃的になったり、
自分や他人を批判したり、許せなくなることも。

自分を観察し、持ち前の火を上手に燃やしながら、静かにバランスしている。

それがスポーツ選手であれば、
焦らず回りをみて冷静な判断ができ、勝利する。
戦いは他人ではなく、自分の中にあると、わかっていると思うのです。

経営者や政治家であっても、持ち前の火があるだけではうまくいきません。
強すぎてもワンマン経営、いちいち誰かと、どこかの国と争いをしたり、蹴落としあいますから。

そうしないには、まわりの風や水さんと、バランスすることが大事だと気付きます(*^^*)

火と水を持ち合わせたピッタさん。
身体的にもバランスがとれている人が多く、
いわゆるかっこいい、綺麗な人が多いのも実はピッタさん♪

目は鋭くキラキラしていて、吸い込まれるような瞳。
でも火が強くなりすぎると、目が充血したりも。
体に熱がこもりやすいため、その熱で白髪や若ハゲ傾向もあり。

火が燃え代謝のよいピッタさんの肌は、
きめ細かくツルツルで、少し黄みがかりオイリーで艶もあり。
ピッタが増えすぎると、吹き出物や発疹がでることもしばしば。

基本的に燃えているので、消化力も高め。
そのためよく食べる人が多いが代謝されるので、太る人も少ない。
空腹にはあまり絶えられず、空腹で居続けるとイライラすることも。

これが一般的なピッタの特徴です。

どんな人に、どんな時に増えるのか?

もともとピッタが強めな人は、ピッタが優勢になり、増えやすくなります。

またヴァータ過剰なせわしい現代社会は、
一方で、競争する社会でもあります。

例えば、あの人に負けたくない。
あの人より、いい車をもちたい。など

良い意味で自分を上げていくいい刺激にもなる一方で、
比較社会が生まれ、常に誰かと比べて劣っているとか負けないとか、
競争心がかきたてられている競争社会でもあるような。

そうして自分を追い込みストレスとなってバランスを崩し、
ピッタのアンバランスの結果である、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器疾患になったりします。

ピッタの年齢でもある、25前後から55前後。
最近は若い人たちが消化器疾患を患っていたりするし、
管理職である壮年期の人たちに多いのも納得できそうです。

ピッタが増えてバランスが崩れると…

  • 蕁麻疹や吹き出物、発疹などの肌荒れ
  • 口臭/体臭がキツくなる
  • 鼻血がよくでる
  • 消化不良になる
  • 下痢気味になる
  • 怒りっぽく、攻撃的、批判的になる
  • 自己主張が強くなりすぎる
  • 神経質になり、こだわりすぎる
  • 消化器系疾患にかかりやすい(胃、十二指腸疾患、膵胆肝疾患など)
  • 目の疾患や血液疾患

ピッタエネルギーが多いのは胃でもありますが、
血液や皮膚など、そして眼にもあります。

眼は火のエネルギーなので、眼を使いすぎたりしても、ピッタを増加させます。
スマホやパソコンがそう。
それによって視力低下も招きます。

ピッタを増やさないためには。

①頑張ってる自分を認めてあげる

とにかく、頑張りすぎないこと。

まずは自分の頑張りを認めてあげる。
自分て頑張ってるよ、ありがとうね。って、
自分に優しくしてあげる(^_^)v

人一倍努力家で頭のキレもいいピッタさんだから、
仕事もこなすし成果もだしやすい。
でも頑張りすぎると、さらにさらにと追い込めるし、相手にも求めがち。
ほどよくやることも大事。
自分に優しくしてあげると、他人にも優しくできる。
完璧な人はいないもんね(*^^*)

②カッカッしている時こそ、クールダウン

火の反対は、水。
自然の穏やかな場所ももちろんいいですが、
海や滝、川、池など水のある場所もおすすめ♪

運動は競争するものよりも、ひとりでできる水泳やヨガ。

月見もおすすめ。
目の太陽が優勢になってるピッタを、月は冷ましてくれます◎
そして美しい花や絵をみたりするのも、ピッタを癒してくれますよ♪

③甘味・苦味、渋味の質をとる

夏は気候からもわかるように、ピッタの季節。
身体の熱を冷ます夏野菜や果物は、理にかなっていますね◎

ぶどうや桃は甘くもあり、渋味と苦味もあるため、ピッタを下げます。
葉物野菜も苦渋があるので、おすすめ。

酸っぱい酸味や辛味、塩味はピッタをあげるので、
塩っ辛い濃い味付けにしすぎないのがベター。

塩味でも岩塩は唯一ピッタを上げないので、
岩塩にかえるのもいいかもしれません。

甘く熟した果実や、アボカドも◎
わたしはギーと岩塩、ブラックペパーを入れて、パンにのっけて食べます♪
これはおいしいのでおすすめ!

④ハーブやスパイスを使って熱を冷ます

一番のおすすめは、ヘナ。
冷性の質のヘナは、心身をリラックス、クールダウンしてくれます。
またデトックス作用もあり、血液をきれいにしてくれるヘナは強い味方。
冬は足湯をしながらヘナ、ヘナ風呂がおすすめ◎

ターメリックは抗菌、浄化作用。
湿疹や肌荒れには、ターメリックオイルやターメリックパック。

ターメリックやクミンなどを使ってギーで炒めて。

ピッタを整えてくれるギーは熱にも強いので、
油のかわりにも、煮付けにも使います。

パンにつけてシナモンをかけたりしても美味しいです◎

その他、コリアンダー、フェンネル、ミント、ローズもピッタ↓

またアムラのハーブは、抗酸化、抗炎症、
そして若返りなどに効果のあるスーパーフード。

炎症を起こした時にパックしたり、目にも優れた効果があります。

ガーゼに水で練ったアムラでアイパックすると、ピッタ↓

⑥刺激物や辛いものは控えめに

汗をよくかき暑がりでもあるので、ピッタ上がる夏に、
冷たいビールやアイス、ジュースを飲んだり、
ガンガンに冷えたクーラーの部屋にいませんか?

冷やしすぎて、胃腸トラブルを起こしやすいピッタさん。
便が軟らかく、下痢になったりしませんか?
これらはピッタのアンバランスを知る手がかり。

刺激物はお腹に負担をかけ、辛いものはさらにピッタを引き上げます。
冷たいものも一時的には冷ましますが、
さらに戻そうとする恒常性が働くのが普通。
冷たいビールやアイスではなく、常温のお水や冷性の食事やスパイスなどで、やんわり冷ましましょう。

余談ですが、、ご存じの通り、韓国では辛いものが多い!
そして、キレやすいひとも多い。。

火病と言われることもあり、それは辛いものをよく食べる理由とも。
街中ではカップルの喧嘩をよく見かけるし、声も大きめ。

韓国は日本よりも寒く乾燥が強いため、
辛いものを食べて体表から汗をかくことで身体をまもったり、温めていたと。
よって辛い食文化が発展したそうな。
だから韓国女性の肌は艶があってキメも細かいのが頷ける。

わたしはそんな韓国料理が大好きですが!!
辛い食文化と、カッとなる性質は、事実関係がありそうですね。

⑦頭も心も消化することが大切

ピッタの一番の働きは、燃やして消化すること。
それは、食べたものだけを消化すればいいのではありません。

ピッタには、知力、判断力といった知性に関わる働きがあります。
日々生きてて考えることや色んな出来事を、消化するのもピッタのお仕事なんです。

人間は自分が思ってる以上に色んなことを考えたりして、頭の中はいっぱいになっています。
それはどこかで必ず、消化することが必要。
それが、夜眠る時間なのです。

ピッタが優勢になる時間、夜22時~2時。
これは世間一般でも、ゴールデンタイムと呼ばれる時間。
アーユルヴェーダでは、このピッタの時間に寝ていることが、
体だけの消化ではなく、頭、そして心の消化もする大切な時間だと言われています。

それが消化されないと、未消化物(アーマ)となって、体を詰まらせたり病気を作る。

これは心も同じで、未消化な気持ちや想いがあると、
心の未消化物、メンタルアーマとなります。

22時に眠るのはなかなか難しいですが、
できるだけはやくベッドに入って脳と心の休息を心がけましょう。

アーマやトリドーシャの時間や年齢、季節などは、
またゆっくり更新していきます◎

またまた長くなりましたが、以上が一般的なピッタの説明でした。

こちらもヴァータ同様、
こういう性質になり得ると考えてもらうのがベスト!

終わりに。。

わたしからしたら、ピッタさんはうらやましい要素を持ってたりします(笑)

でも、それも個性なんです(*^^*)

ピッタ要素も必ずもってはいますが、
わたしがもともとのピッタさんと同じやり方をしても上手くいかないように、
わたしにはわたしのやり方があるのです。
貴方にも、貴方のやり方があるんです。

それでいいんです!

自分の性質や傾向を知ると、
その対処法やバランスの仕方がみえてきます。

どうしてわたしはいつも、こうなるのかな~
なんて思っていたことも、納得できるようになります。

それをバランスすることでより元気に!健康に!
そんな知恵を教えてくれるアーユルヴェーダですが、
心と体をバランスする先にある、みんなの夢や願いを気づかせてくれるのも、アーユルヴェーダだなぁと感じています(*^^*)

次回は最後のドーシャ、カパ。
安定のドーシャです♪

お付きあい、ありがとうございました(^_^)v

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